東京猫医療センター

東京江東区の猫専門病院

Merry Christmas Let’s shampoo

2013-12-01

12月に入りました。一気に気温が下がり家の子が布団に入る季節になりました。毎朝布団から出ようとすると可愛いにゃんこの寝顔が目に入り、後・・・10分だけ・・・とかしているといつの間にか出勤時間となり慌てて家を出る毎日が続いております。(笑)

年内にシャンプーをしたいなぁと頑張りました!お家でシャンプーされる方も多いと思いますのでちょっとシャンプーのコツをお伝えしようかと思います。

わんちゃん・ねこちゃん・長毛・短毛で異なることが多いのですが・・・

ねこちゃんにフューチャリングして書こうと思います。

1、ブラッシング/コーミング

コームやラバーブラシを使用してむだ毛をしっかり取ります。(短毛はラバーブラシ/長毛はコームを使用)※長毛にラバーブラシを使うと被毛が切れてしまいます。またスリッカーは皮膚を傷つける可能性があるので、慣れた人であれば良いですが、初心者の方にはおすすめ致しません。

2、毛玉をしっかり除去

毛玉が出来ている箇所の根元を指でしっかり挟み、コームやスリッカーでほぐしていきます。それでも取れない場合はハサミでカットします。皮膚を傷づけないように、自分の手のひらの上に毛玉を乗せると安心です。毛玉が出来やすい場所は脇の下、太ももなどこすれる場所です。

※ここでワンポイント!!しっかりと上記の行程をこうなうことで、シャンプー時間の短縮につながります。余分な毛(抜ける予定の被毛)をしっかり取ることで、水にぬれやすく絡みにくくなります。

3、ソーキング(湯洗い)

シャワーを37℃程度に設定します。首から足先にかけてしっかりと濡らしていきます。この時にシャワーのヘッドをしっかりと身体に密着させる事で皮膚まで濡らす事が出来ます、ダブルコートの猫ちゃん(アンダーコートがあるこ)アメショー・ロシアン等はぬれにくい猫種になるので、ソーキングをしっかり行う必要があります。毛を分けてみて奥までしっかりシャワーのお湯が届いていることを確認して下さい。お尻まわりや汚れやすいのでしっかりソーキングをしましょう。

※ワンポイント ソーキング中に肛門腺をしぼるとそのままシャワーでながせますので匂いや汚れが残りません。顔周りはシャワーではなく、スポンジに水を含ませて洗うと比較的嫌がらないです。

4、シャンプー

シャンプーをする前に・・・目にシャンプーが入らないように眼軟膏をつけることをおすすめします。シャンプーが目に入ることで目に見えない程の傷が目に付きます。もし、軟膏が無い場合は目にシャンプーが入らないようにお顔周りはお湯洗いのみにするのもいいかもですね。シャンプーを泡立てたらまんべんなく塗布して指の腹を使用してあらっていきます。この時、薬浴(治療のために専用のシャンプーを使用している)の際は、5分以上置きます。身体が冷えないように注意して下さい。

※ワンポイント そのまま原液を着けると流すのに時間がかかってしまいます。のでシャンプーをあらかじめ洗面器等でお湯と混ぜて泡立てたものを頭から尾に掛け流してからシャンプーすると時短になります。

5、シャンプー流し

しっかりと流しましょう。シャンプーや残ると皮膚病やもつれの原因になります。しぼっても泡立たなくなるまでしっかりながして下さい。

6、リンス

シャンプーどうように薄めたものを準備し、掛けてあげます。リンスは皮膚に付かないようにしましょう。

7、リンスながし

シャンプー同様にしっかりと流します。シャンプー程念入りに流す必要はありませんが、流し残すとべたつく原因になります。リンス後もシャンプー後同様にしっかりと四肢を手で包み込む軽く握ると効果的に脱水出来ます。しっぽも同様に脱水します。

8、ターバンタオルドライ

ターバンタオル(水を含みやすい素材で、しぼることで何度でも使用できます)を使うとタオルよりも早くドライイングが出来るのでおすすめです。

※ワンポイント この時普通のタオルのようにゴシゴシ拭いてしまうと静電気で被毛が痛んでしまいます。押し当てるようにすることで水分をキチンと吸収し、その後のタオルドライを迅速にします。

9、タオルドライ

バスタオルやスポーツタオルを使用し、しっかりとドライイングを行います。このタオルドライが大切です。ターバンタオルが無い場合はこのタオルドライをより念入りにおこないます。そうすることでドライヤーの時間を短縮できます。わんちゃんであれば、ブルブルしても水が飛ばない程度までタオルドライを行いましょう。ねこちゃんの評価が難しいのですが、撫でで手のひらに抜け毛がしっかりとついてくるくらいまで乾かします。

10、ドライング

ドライヤーを使って乾かしていきます。コームを使用し、毛束をほぐしていくような感覚でドライヤーをあてて行きます。

※ワンポイント フラフトドライイングを心がけましょう!毛の流れに反して風を当てる方法です。毛の流れと同じ方向から風をあてていると毛の根元が乾きません。毛の根元を意識して、毛をドライヤーの風で逆立てるイメージです。色んな場所にドライヤーを動かしますとその分半乾きの箇所が多くなりますので一点集中で一カ所が終われば次の場所へとドライヤーを移動させていきましょう。また、近づけすぎるとやけどの原因になります。ある程度の距離を必ず保ちましょう。

11、コーミング

しっかり乾かした後は、コームを毛の流れにそってあててとかしていきます。ここまで来ると残りはあと一つ!

12、耳水とり、点眼

ガーゼやコットンで耳の内側を拭うように拭いてあげます。最後に点眼薬で細かい被毛や汚れを流してあげます。

※ねこちゃんの場合は耳の中に大量の水が入るとバランス感覚を失ってしまったり、耳炎などの原因になりますので、水が入らないように注意してシャワーを使用して下さい。

♡ここまでがシャンプーの流れになります。意外とすることがたくさんありますよね・・・耳処置や目の処置はハードルが高いこともあるので、お顔だけは猫ちゃん本人にしっかりグリーミングしてもらうことをおすすめ致します。♪♪♪