今回はブダペストで開催されました。ブダの王宮の向かいのホテルでの開催です。
今回のテーマは『臨床病理と画像診断』です。血液検査の読み方や、レントゲンや超音波検査の読み方など基本に立ち返ったテーマです。犬と猫の違いを中心に、また時にはまだ論文に発表されていない新しい話も織り交ぜ幅広く講義が組まれており大変有意義なものとなりました。
腎不全の治療として今まであまり欧米で評価されていなかった活性炭に関する発表もあり、改めて日本の猫医療を見直す良い機会となりました。今後はヨーロッパでも活性炭の治療が広まり、少しでも腎臓病で苦しむ猫ちゃんが減るといいですね。
今回は過去最高の33カ国から参加しており、共にの猫の医療の向上を目指す獣医師達との交流は忘れられないものとなりました。